2015年5月16日土曜日

保守運用担当システムエンジニアという仕事のこと

私の仕事は、企業システムの開発と保守です。

不具合や問い合わせの対応、
既存システムの改修が主な仕事です。


保守SEはどういうイメージを持たれているか


ブログに自分の仕事について書くに当たって、
システムの保守って世間一般ではどんなイメージ何だろ?
と気になったのでちょっとググってみました。
システム保守は開発と違って,華々しく「○○システム稼働!」と注目されることはまずない。そういう意味では地味な仕事だ。
【IT業界の職種・仕事が分かる!ITのキャリアプラン50】 システム保守エンジニア:1人で何役もこなす,地味だが収穫の多い仕事

筆者の知る限り、若手のエンジニアに保守・運用はあまり人気がありません。確かに地味な印象ですし、徹夜が続いたり突然電話がかかってきたりといった悪い情報が多いのは事実です。 
システム開発の全体像を一気に把握! 新人技術者のための開発工程講座(6) - 保守・運用 

新人の頃、私も保守より開発がやりたい、なんて言ってました。
それは、ずっと同じ現場で同じお客さんと接していることが、進歩の無い事だと思っていたからです。
システム業界は日々新しい技術を自分のものにしていかなくてはいけない仕事。
ずっと同じシステムのお守りなんて、バリバリ仕事をする事から卒業した人たちしか居ないと思っていました。(今考えると何て傲慢な。。。)

でも、実際私は今、保守運用担当のエンジニアとして、日々悩み、学びながら仕事をし、
成長していると感じているのです。




実際の保守SEはどんな仕事?


保守をしていると、下記のような様々な種類の、毎日違う仕事が舞い込んできます。
しかも、納期は現場への影響度により即日から不急、いつかやって欲しいなど
様々です。


  • 仕様や操作に関する問い合わせ
  • バグの改修
  • システムの機能追加
  • バッチジョブのエラー調査
  • サーバー高負荷の原因調査
  • サーバーの定期点検・交換

…など。

とにかくいろんな種類の仕事が舞い込んでくるので
SEにも色んなスキルを求められます。
しかも開発とは違い、区切りが明確でなく
体制もその時の作業に充分ではない時もあります。

その分、全部自分で決めて自分の力で進めることが出来るのが
保守SEのやりがいのある点ではないかなと思います。

ただ、いつどんな仕事が舞い込んでくるか分からないので
プライベートの予定は入れにくいですし、
突然徹夜しないといけなかったり、夜中電話で呼び出されるというのは
上に掲載したサイトにも悪いイメージとして紹介されていますね。。。

私も急に忙しくなると本当に疲れます。
特に大きなトラブルになると焦るし、顧客も色んな人が色んな事を言ってくるし。
でも、その分動じない精神力はだいぶ身についたと思います。
開発者として色々な現場で経験するのは憧れましたが、一つの場所で人との信頼関係を固めていくのも良いものです。

こうして自分の仕事を見直すと、大変だけど実りある仕事だと感じます。

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