この土日に読了しました。
これまでも、テレビなどで聞いた情報でこの本の内容は何となく、
この本は、「ときめかない物を捨てなさい」という内容が書かれている思っていました。
私は「物を捨てること」が苦手では無かったので、
今まで私には必要ない本だと思っていたのですが、読んでみてとても良かったです。
確かにそのことを主に書かれているのですが、それだけではありませんでした。
捨てる時の考え方一つで、その後の物への思いや買い方まで変わるということが
とても分かりやすく、納得できる説明で書かれていました。
「捨てられない人」ではない人にも、この本をお勧め出来る理由
筆者自身、捨てることにこだわっていた時期があり、家にいる間じゅう、捨てられる物を探して、
見つけたら憎しみいっぱいにゴミ袋に放り込んでいたそうです。
でも、そんな捨て方だといつまで経っても、どれだけ捨ててもすっきりしない。
これを読んで、ああ、私もそんな感じだ、と思いました。
捨てるだけでは、片付けるとは言えないんですね。
この本を読んで、本当に片付けるための捨て方が分かりました。
物へ向き合うことは自分や人と向き合うことに繋がる
私の物の捨て方は、私の人付き合いに似てるなとこの本を読んで考えさせられました。
私の恋愛は、好きな時はすごく好き、
嫌になったらばっさり別れないと気が済まないという、
かなり気持ちの振れ幅が激しいことをずっと悩んでいました。
嫌になったらどうしても捨てずには居られない、
相手の気持ちなんかお構いなしです。
今付き合っている人には、そんなひどい事はしたくないので、
この性格をどうにかして変えたいと思っていたところに
この本と出会いました。
物を捨てる時にも、これがここにある意味を考え、来てくれたことに感謝して、
今はときめかなくても、買う時にときめきをくれてありがとう、と
思って捨てるのだそうです。
今まで、自分が別れを告げた人にそう思えて無かった事に気づけました。
心変わりを責められたり悲しまれたりしても、
私が別れを決めた時点で、相手の事は見ないようにしていました。
捨てる物にも、残すものにも、全てに意味を考え向き合う。
そんな自分になりたいと、今日、心に誓いました。
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